2013年7月25日木曜日

岩木遠足と、マタギ舎ガイドで山歩きレポート

7月15日くもり
津軽峠~暗門ビレッジコース
午前9:30頃出発


マタギ舎・牧田さんのガイドの案内で出発。
と、早速ガイドさんから「あおばとが・・・」
で、指さすほうを見ると鳥の飛び去る姿が。
マタギでは、この鳥を見ると死ぬ?といわれるほどの珍しい出迎え!
残念ながら写真も間に合うわけもなく、ここはお話だけ。
西海岸に行くと、海水を飲む姿が見られるというお話で、自然の不思議です。
入口の標識。熊のカジリあと。
どうも、揮発性のにおいが好きでカジルとの説?
この先の、標識全部かじられてました。


牧田先生、さすがに植物のお話はすごい!
普段気づきようのないようなことをお話くださいます。
植物のお話をしながらガイド中。


いい匂いのする「くろもじ」も意外にたくさんありました。
マタギは、マイタケを持ち帰る籠もこれで作るそうです。
用心深く、採れた場所から離れたところで作成。
そうしないとかご作りの跡からマイタケの採れた場所がばれないようにという気遣い。
マタギの口伝のひとつ? 

あと、「つのはしばみ」、小牧野遺跡にもあった、
縄文人たちも食べていただろうというヘーゼルナッツ!もありましたよ。

ブナの実。
だいぶ落ちていますが、今は季節的に実が落ちる季節ではないそうです。
よく見ると、虫が入っています。
この小さい実を、クマは腹いっぱい食べるそうです。
意外に器用!


途7中にあったマザーツリーよりも太いブナ。
ブナは、日本では、あんまり役に立たない木材とされますが
ヨーロッパでは「森の母」と呼ばれるというお話。
それで、マザーツリーというんだそうです。


本日のハイライトです。
高等植物と呼ばれる、「銀竜草」!
白い!目玉がある(みたいに見える)!
ほかの場所でも見つけました。
不思議な植物です。


ここのコースは、写真ではわかりませんが、左側が凄い崖!
恐々と。
岩木山が見えるポイントなんですが、今日は残念。


帰り、標高差600mを一気に降りるような感じで、膝に来ました。
足が、カクカクという状態でした。
無事、午後3:30頃、暗門ビレッジ駐車場へ。

距離では、6キロぐらいと読んだのですが、ちょうど6時間の行程でした。
僕には、手強いコースでしたが、山歩き慣れてないのでこんな感じでしょう。
植物の不思議や、マタギの実用的な知恵や、自然のふところの深さを想う山歩きでした。

岩木遠足でまた、山歩きしてみたい。みなさん参加しましょう。
僕は、岩木遠足スタッフと行く山歩きは、3回目です。
次どんな企画になるか楽しみです。

(岩木遠足スタッフ=大川)

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