青森市、五所川原市、黒石市、弘前市、青森県内各地がお祭りで盛り上がっている最中、よくばりな私たちはねぷた祭りだけではなく、白神山地へ沢歩きに出かけました。
暑い夏しか味わえない、白神の沢歩き。せっかくなので、思い切り水に濡れる覚悟で出発!
この日は岩木川とも繋がる、大川を登っていきました。
ガイドは白神マタギ舎の小池さん。岩木遠足にもご同行くださる予定です。
まずは、沢へ向かう途中に見せていただいたマタギ小屋。造る人数にもよりますが、1日か2日で出来てしまうそうです。
釘は1本も使わず、繋ぎ目には木の皮などを使用していました。
木陰と緑が気持ちいい中、ちゃぷちゃぷお散歩感覚で歩ける浅いところから、ざぶざぶと腰まで浸る深いところまで。
暑い日が続いていたその分、水の冷たさがとても心地よく、「夏はやっぱり沢ですねぇ~。」と、普段行きなれている小池さんの口からも出た言葉に、心の底から頷きました。
上流に向かっていくと、途中にはいくつも難所があり、いつの間にか完全に沢登り。
水しぶきを浴びながら岩を越えるたびに、笑顔と達成感が湧き上がりました。
白神山地は、四季それぞれに楽しめるものがあります。
今は夏なので沢歩きが本当に気持ちよく、色々な山菜も教えていただきました。
「食べ物だから、なるべく踏まないようにね。」
足元が悪く険しい山の中も、その恵みをいただいて生きていると思うと、むやみに踏んだり採ったりはできないな。という気持ちで、慎重に歩いた場所もあります。
岩木遠足の頃には、紅葉も見れるかもしれませんね。
木の実もふくれはじめ、もしかしたら動物達の声も聞こえるかも。
訪れるたびに違った表情を見せてくれる白神山地。みなさんと一緒に歩くのが、ますます楽しみになってきました。
(マタギ 文:タイコ・写真:小杉・タイコ)
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