2013年8月30日金曜日

ポラーノの広場?

こんにちは。
こちらはねぷたもお盆も終わり、暑さがゆるんできたところです。
「青森はねぷたが終われば冬」なんて言う人もいるほど、すぐに涼しくなるんですよ。

ねぷた期間中はバスガイドの豊嶋さんが来弘。
参加者さんより一足先に岩木山麓しらとり農場へお手伝いに行ってきました!



少し雨がぱらつく農場でしたが、
ハウスのトマトの草取りやピーマンの草取りをお手伝い。





白取さんのところの草取りは草を根元でカット、
そしてそのままその草を野菜の根元に敷いておきます。

草を刈ることで風通し・日当りが良くなり、
草を敷くことで、土がやわらかくなるのだそうです。

う〜ん、よく出来てる。
農業の「の」の字も知らなかった私には
あたり前のことでもおもしろい!

土、野菜に触れているとおもしろい。
豊嶋さんはなんと農業ははじめての経験だったそうですが、かなり楽しんでいたようです!

「土に触れてるだけでおもしろい!」



皆さんは最近土に触れましたか?
ずっと触れてないよーって方、ぜひ岩木遠足に遊びにきませんか?

はい。
岩木遠足では、2日目、23日に岩木山麓しらとり農場にお邪魔します。

畑のお手伝いと白取さんのトークがあります。

白取さんのお話は昨年あぐりコースの下見にいったその日に実行委員会スタッフが虜になってしまったくらいに面白いです!

 農業に目覚めた瞬間…(そんな早く?!)
  就農するまでの経緯…(それってなんか…運命!?)
   岩木山麓しらとり農場を開拓していくお話(最初は林で電気もなにもなかったんだって)
 そこに前に住んでいた人は縄文人…(えーーっ!?)
   もう、箇条書きにしたらきりがないくらいなのでそこはもう、遠足で直接聞いてください!

トークテーマは…「岩木山麓につくったポラーノの広場」。

ここでタイトルについてだけ少し補足させてくださいね。



「ポラーノの広場」ってなに?

トークテーマをご覧になってまず感じることはこの言葉ではないかな?と思います。

私たちスタッフが白取さんのお話を聞いて勝手につけさせていただきました。
「ポラーノの広場」は宮沢賢治の物語のひとつです。

畑のお手伝いをしているときに聞いたのですが、白取さんの宮沢賢治で一番好きな物語。

 こちらから読むことも出来ますよ。(青空文庫)

 「ポラーノの広場」にはつめくさの花の番号を数えて行きます。
 「ポラーノの広場」に行くと、オーケストラもお酒も何でももあり、そして誰でも上手に歌えます。
 そして物語の中にはもう一つの「ポラーノの広場」があります。

そのちょっと不思議な「ポラーノの広場」。
そしてちょっと異世界感を感じる「岩木山麓しらとり農場」

宮沢賢治が好きだという白取さん。
宮澤賢治の「農民芸術概論」に共感して集まった農家さんたちだけで作った「東北農民管弦楽団」の代表でもあります。
チェロを弾く白取さんもかっこいいんですよ。

そんなことからも。
私にはこの二つの場所、宮沢賢治と白取さんがなんだか似ているところがあるように思えるのです。
宮沢賢治好きの方にはぜひその辺も楽しみにしていただきたいと思います!

岩木遠足でお待ちしておりますよ!!
まだ少し空きがありますので、ぜひ青森へおいで下さい!





そうそう〜、白取さんのお手伝いのあと、さくらんぼ狩りに行ってきましたよ!
白取さん、さくらんぼ狩りが大好きみたいで、「仕事終わったらさくらんぼ狩りにいく!」と何度も宣言してまして!
ご近所のさくらんぼ農園でやっているさくらんぼ狩りに私たちも便乗していってきました!
仕事おわりのさくらんぼは最高でした!



もう、この写真から、不思議な世界感を感じませんか?
あなたもぜひこの世界の住人に。

岩木遠足スタッフ 文:たまだ・写真:小杉 

2013年8月29日木曜日

道の駅アップルヒル

青森市・弘前市・五所川原市の中間地点に位置し、
青森空港から程近いこともあり、曜日にかかわらず
いつも多くの人でにぎわっています。
ツアーバスの休憩地として、そして地元の
人たちにも愛される道の駅です。

近隣で取れた野菜や果物。手作りの惣菜やお菓子。
なかには掘り出し物の植物なども全て
生産者の名前入りで販売されています。

こみせ通りにはこちらも地元の
商店の分店などが軒を連ねます。

驚く値段で野菜が販売されていたり、


 
体に優しいお食事を提供するお店、
ついつい休憩地で食べたくなる
ソフトクリームには「バサラコーン味」!?
もちろんレストランやお土産やさんもあり、
藍染体験所などとても充実しています。

そしてここの道の駅の楽しいところは、
見晴らしの良い丘の公園が隣接している所です。




童心に返れる遊具があり、秋の空にぴったりな
アートもあります。丘の頂上まではソフトクリームで
補ったカロリーを消費するには丁度良い高さです。

すっごく楽しい!
とってもキレイ!
他では見たことない!
絶対行ってみて!

と言うほどではありませんが、
バランスが良く、居心地のよいこちらの道の駅
には遠足一日目の帰路、途中休憩で立ち寄るかも
しれません。
その際はゆったりとしたバランスの良さ?
を見つけてみてください。

(岩木遠足スタッフ=小林)

岩木遠足の夕食会について



皆様こんばんは
弘前は風が涼しくなり、急に秋の気配が訪れてきました。
夏は暑くて嫌いですが、何と無くさみしい気持ちです。
また、長い冬が来る前に、楽しい事をたくさんしたいなと考えています。

さて、今回は、岩木遠足1日目の夕食についてご案内します。
一日目はバスで一日回ったあと、スペースデネガという煉瓦作りの建物へ帰ってきます。
そこで、参加者のみなさんと、岩木遠足スタッフ、ゲストの方々との交流会を持ちたいと思い、今回はあえて食事会を遠足の一部とさせて頂きました。

食事のメニューは、今回訪れる予定の白取さんの野菜を使ったChise食堂さんのお料理、ブログでも紹介させて頂いたBonheur(ボヌール)さんにお願いした、地元のお母さんが作るようなご飯を用意してお待ちしています。そしてメインディッシュに…
お楽しみもご用意しています



また、ドリンクコーナーは手作り果実シロップや、ジンジャーエール、缶ビール等のアルコールもご用意する予定です。



そして、ご飯の後は、ゲストのルーカスさん、岩木遠足ディレクターの豊嶋さんとのトークセッションが始まります。みなさんとお話ししながら一日を振り返り、楽しい時間を過ごしたいと思っています。
ぜひぜひお楽しみに

お会いできるのを楽しみにしています。

岩木遠足スタッフ すどう

2013年8月19日月曜日

漆作家 三上優司さん

漆作家 三上優司~うるしとデザイン~

津軽で受け継がれてきた伝統技法津軽塗。
唐塗・ななこ塗・紋紗塗などの文様を主とする。
歴史ある技法を用いて、新しい感性の漆塗りの構築を試みる、
漆作家の三上さんにお話を伺ってきました。

 伝統的な津軽塗は暗い色合いのものが多く
津軽では贈答品などでどこの家庭でもよく目にします。
三上さんはそこに、若い感性とデザインを取り入れ、
一見津軽塗りには無い作品を作り出しています。
藤色や灰桜色の淡い中間色、ストライプや幾何学模様。
しかしあくまでも技法は津軽塗り。


伝統の復活というおこがましい事ではなく、
可能性を感じる技法を広げたいという三上さん。  
漆の質感・色の深さ・艶の美しさ・触り心地。
漆でしか表現できないものを伝統的な津軽塗にしか
触れたことの無い若い世代に伝えていきたい。



三上さんは岩木遠足「ちいさなお土産やさん」
でみなさんをお待ちしています。

https://www.facebook.com/yuji.mikami.9
CASAICO
弘前市城東中央4-2-11
0172-88-7574
10:30-19:00
 火曜定休日  

(岩木遠足スタッフ=小林)