こんにちは。
こちらはねぷたもお盆も終わり、暑さがゆるんできたところです。
「青森はねぷたが終われば冬」なんて言う人もいるほど、すぐに涼しくなるんですよ。
ねぷた期間中はバスガイドの豊嶋さんが来弘。
参加者さんより一足先に岩木山麓しらとり農場へお手伝いに行ってきました!
少し雨がぱらつく農場でしたが、
ハウスのトマトの草取りやピーマンの草取りをお手伝い。
白取さんのところの草取りは草を根元でカット、
そしてそのままその草を野菜の根元に敷いておきます。
草を刈ることで風通し・日当りが良くなり、
草を敷くことで、土がやわらかくなるのだそうです。
う〜ん、よく出来てる。
農業の「の」の字も知らなかった私には
あたり前のことでもおもしろい!
土、野菜に触れているとおもしろい。
豊嶋さんはなんと農業ははじめての経験だったそうですが、かなり楽しんでいたようです!
「土に触れてるだけでおもしろい!」
皆さんは最近土に触れましたか?
ずっと触れてないよーって方、ぜひ岩木遠足に遊びにきませんか?
はい。
岩木遠足では、2日目、23日に岩木山麓しらとり農場にお邪魔します。
畑のお手伝いと白取さんのトークがあります。
白取さんのお話は昨年あぐりコースの下見にいったその日に実行委員会スタッフが虜になってしまったくらいに面白いです!
農業に目覚めた瞬間…(そんな早く?!)
就農するまでの経緯…(それってなんか…運命!?)
岩木山麓しらとり農場を開拓していくお話(最初は林で電気もなにもなかったんだって)
そこに前に住んでいた人は縄文人…(えーーっ!?)
もう、箇条書きにしたらきりがないくらいなのでそこはもう、遠足で直接聞いてください!
トークテーマは…「岩木山麓につくったポラーノの広場」。
ここでタイトルについてだけ少し補足させてくださいね。
「ポラーノの広場」ってなに?
トークテーマをご覧になってまず感じることはこの言葉ではないかな?と思います。
私たちスタッフが白取さんのお話を聞いて勝手につけさせていただきました。
「ポラーノの広場」は宮沢賢治の物語のひとつです。
畑のお手伝いをしているときに聞いたのですが、白取さんの宮沢賢治で一番好きな物語。
こちらから読むことも出来ますよ。(青空文庫)
「ポラーノの広場」にはつめくさの花の番号を数えて行きます。
「ポラーノの広場」に行くと、オーケストラもお酒も何でももあり、そして誰でも上手に歌えます。
そして物語の中にはもう一つの「ポラーノの広場」があります。
そのちょっと不思議な「ポラーノの広場」。
そしてちょっと異世界感を感じる「岩木山麓しらとり農場」
宮沢賢治が好きだという白取さん。
宮澤賢治の「農民芸術概論」に共感して集まった農家さんたちだけで作った「東北農民管弦楽団」の代表でもあります。
チェロを弾く白取さんもかっこいいんですよ。
そんなことからも。
私にはこの二つの場所、宮沢賢治と白取さんがなんだか似ているところがあるように思えるのです。
宮沢賢治好きの方にはぜひその辺も楽しみにしていただきたいと思います!
岩木遠足でお待ちしておりますよ!!
まだ少し空きがありますので、ぜひ青森へおいで下さい!
そうそう〜、白取さんのお手伝いのあと、さくらんぼ狩りに行ってきましたよ!
白取さん、さくらんぼ狩りが大好きみたいで、「仕事終わったらさくらんぼ狩りにいく!」と何度も宣言してまして!
ご近所のさくらんぼ農園でやっているさくらんぼ狩りに私たちも便乗していってきました!
仕事おわりのさくらんぼは最高でした!
もう、この写真から、不思議な世界感を感じませんか?
あなたもぜひこの世界の住人に。
岩木遠足スタッフ 文:たまだ・写真:小杉
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