2011年7月7日木曜日

こけしコース 福士レイ子さんについて


こんにちは 
今日の弘前は雨です。

岩木遠足のあらましが見えてきたところで、
少しずつコースの紹介をさせていただきたいと思います。
まずはじめに、今年初登場のこけしコースから。

去年からずっと、新しいコースはどうしようかと
会議に会議を重ね、やっと生まれたコースです。
皆様にどういった反応をいただけるかいまから楽しみです。

こけしについては後日、 
こけし担当?から詳しいお話をさせていただきますのでお楽しみに!

今日は福士助産所の福士レイ子さんのおはなし 
「”いのち”と関わる仕事」についてお話させていただきます。

まず、なんで助産所を?という質問があると思うので 
そこからお話しますね。

私たちが岩木遠足2011をつくることを決めたとき、
まずは「自分たちは何に興味があるのか」 
「どんな人に会いたいのか」 
ということを突き詰めてみようと言う事になりました。

というのも、私たちは観光案内所ではありませんから、
遠足に来てくれた人たちと、同じ空気を吸って、
食べ物をたべて、お話をきいて、歩いたりする体験を共有する事で
自分の暮らしを振り返り、個々に考えを巡らせる
そんな遠足にしたいと考えていたからです。

その中から、
今は閉所されてしまった助産所が強い印象を放ちました。

助産師さんの話ですから、どうして助産師になったのかとか
いのちのすばらしさ、赤ちゃんが生まれる事についてとか 
妊婦さんとの関わりのことが中心なのです。
福士さんは面白おかしく、真剣に熱く語りかけてくれます。

そのお話を聞いて強く思う事は 
妊産婦さん。女性に対してだけでなく、普遍的な
自分の生活に置き換えて考えられることがたくさんありました。
当たり前だけど大切なもの、それが日々を形にしているということ。

福士さんを訪問した帰りの車中では、
自分の家族についてだったり、働き方であったり、人との関わりであったり、そんな話がぽつりぽつりと口に出てしまうのです。

私たちはこのこけしコースのバスガイドを
西村佳哲さん(リビングワールド)さんにお願いしました。

「みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?」
「かかわり方のまなび方」等の著者であり、
一見福士さんとは全く領域が違うようにも思えますが、
仕事、生きる事、人と関わって生きて行く事
それをじっと見つめて考えてきた方です。

福士さん 西村さん 参加される皆さん スタッフ
同じ時間を共有して、何を思うのでしょうか?
楽しみと緊張の入り交じった気持ちです。

こんな風に、これからも各コースについてのお話を
少しずつさせていただこうと思っています。
お楽しみに!

すう

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