今日の弘前は涼しくとても過ごしやすいです。
webやチラシが公開されて2週間、参加コースの希望は固まってきましたでしょうか?
今回のブログではこけしコースの名前ともなっているこけしについて。
こけし。
どんなイメージをお持ちですか?
古くさい、ちょっと不気味、とかそんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、よーく見てみると奥が深くて可愛いんですよ。
こけしは古くから東北地方の温泉地でお土産として作られてきました。
東北各県には11系統もの伝統こけしがあります。
もちろん青森県津軽にも伝統こけしがあります。
津軽系伝統こけしの主な特徴は、
黒々としたおかっぱ頭。
頭と胴が一本の木で繋がる「作り付け」という技法。
胸元にはアイヌの民族衣装などに見られるアイヌ文様を模した流れるような模様が描かれます。
そして腰には、藩政時代、津軽地方を治めていた津軽家の家紋である牡丹の花や、
こけしの表情とは正反対ないかつい顔の達磨が描かれています。
これらをふまえて他系統のこけしをみてみると、系統によって、形や技法、模様などまったく違ったものだということがわかっていただけると思います。
その津軽系伝統こけしを自分たちで絵付けしましょう、というのが
岩木遠足のこけしコースの絵付け体験です。
先生は、青森県伝統工芸士である阿保六知秀工人。
阿保六知秀工人がつくるこけしは
描彩が繊細で美しく可愛らしく全国的にも人気があります。
伝統こけしに限らず、
縄文をイメージしたこけしだったり、
フラガールをイメージしたこけしなど、
創作こけしも面白いものを作っています。
あらかじめ阿保六知秀工人が作った白地のこけしに絵付けして自分だけのこけしをつくりましょう。
おんなじ模様を描いてみてもそれぞれ違うこけしができあがるでしょう。
こけしの絵付け体験の会場となるのは、津軽こけし館。
津軽系こけしをはじめ、東北の全系統のこけしを見学できる楽しい展示館です。
展示館内もご覧いただく時間をとりたいと思っておりますので
お好みのこけしを探して絵付けの参考にしてもいいかもしれませんね。
実行委員会スタッフが一足先に体験したこけしの後ろ姿…。
そのうち全貌が明らかになる…かも?
(たま)
0 件のコメント:
コメントを投稿