2011年7月23日土曜日

おむすびコース 森のイスキアについて



おはようございます
弘前はこのところ涼しい夜が続いています。

コースのご紹介として
おむすびコースのお話をもう少し。
岩木遠足で唯一3年目となるコースです。
佐藤初女さんをはじめとする
森のイスキアを訪問します。

今年で3年目...
私たちは初女さんや森のイスキアの皆さんと関わる事を
とても有り難く、大切に思っています。

森のイスキア、佐藤初女さんについては
初女さんの著書や、映像をご覧になられてご存知の方も多いかと思いますが、簡単にご紹介させていただきます。

佐藤初女さんが「イスキア」を始められる前は
小学校教員を経て、弘前染色工房を主宰されてました。
ろうけつ染めの指導をされていたようです。
1983年、弘前のご自宅を憩いとやすらぎの場「弘前イスキア」として解放されます。
そして、1992年、岩木山の麓に「森のイスキア」を開設されました。
「森のイスキア」では、苦しむ人、方向を見失った人助けを求めて訪れる人を受け入れ、心をこめた料理でもてなし生活を共にされています。



「イスキア」とは
どんな思いが込められているかご存知ですか?

「イスキア」とはイタリアの南西にある火山島の名前だそうです。
そこに、あるお話がありました。

ある青年があるときどうしようもない虚脱感と倦怠に襲われ、
自分を見失ったとき、
地中海に浮かぶイスキア島の静寂と絵のような美しさに
青年は自分自身を見つめ、新たな力を得て
現実の生活に立ち戻ることができるようになったのだそうです。

岩木山の麓に「イスキア」を見た佐藤初女さん
こうおっしゃっています。

私達はこの「イスキア」を心のふるさと
どうにもならない程の重荷を感じたとき
そこへ行けば、癒され、自分を見つめ
新たなエネルギーを得て、生き生きとして
自分の現実へ立ち戻れることができるような場所
ということで「イスキア」と命名いたしました。

 「イスキアの花」(昭和58年10月刊より)



私達にとって岩木山は向かえば迎えてくれ
背を向けるとこちらを見つめてくれ
遠くなれば焦がれる存在として
いつもこころのどこかにある存在です

その麓でこのような場をつくっていらした
初女さんのお話を是非聞きたいと思って
できたのがこの おむすびコースなのです。

ぜひ、たくさんの方に美しい岩木山のなかで気持ちのよい
空気を吸っていただきたいと思っています。







今回の文章は「森のイスキア」HPから
一部割愛し引用させていただきました

すう











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